ドラゴンパスのサービスを日本で代理運営する龍騰日本株式会社は、中部国際空港で中国の富裕層を中心とした会員向けにレストランの利用サービスを開始します。
ドラゴンパスは2005年に中国でスタートしたVIP向け旅のサービスです。会員は中国の個人資産上位500万人を含む富裕層を中心に全世界で5千万人。世界140の国と地域の600以上の空港・鉄道でVIPサービスを提供しています。
会員は空港や鉄道のVIP専用ラウンジや車の送迎サービスを利用できるほか、コンシェルジェが高級レストランの予約や旅行案内、ホテル・通訳の手配なども行います。
またドラゴンパスは金融、通信など400社以上の中国企業などと提携しています。
ドラゴンパスの公式ホームページはこちら(https://dragonpassjp.com/)
新型コロナウイルスの感染拡大前だった2018年、ドラゴンパスの会員は年間約600万回海外へ渡航し、そのうち日本には180万回訪れました。しかしこれまで日本の空港には中国の富裕層であるドラゴンパス会員に向けたVIPサービスがなく、会員から日本の空港でVIPサービスを始めてほしいとの要望が強くありました。今回の中部国際空港との提携は、ドラゴンパスにとって日本での重要なサービスの始まりとなります。
中部国際空港は「セントレア」の愛称で親しまれている中部地方の空の玄関口として、2005 年 2 月にオープンしました。4階にある「スカイタウン」には多くの飲食店や雑貨店が並び、滑走路までわずか 300mの展望デッキは旅客以外の利用者にも楽しまれています。中部国際空港の公式ホームページはこちら(https://www.centrair.jp/)。
ドラゴンパスは中部国際空港のレストランが用意した特別メニューを会員向けに無料で提供します。レストランは中部国際空港が運営する4店舗となります。(「海膳空膳」「海上楼」「Ethan Stowell PIZZA & PASTA」「Beecher’s Handmade Cheese」)、また今後は、更なる加盟店舗の拡大に向けて検討してまいります。
サービス開始に向けた龍騰日本株式会社代表の猪瀬さやかのコメントです。
「中国の富裕層にとって日本は最も訪問したい国の1つです。中部国際空港様との提携は、弊社会員が中部地区の産業や文化、観光に接する新たな機会と日本国内の拠点を提供することになります。弊社では会員に中部地区をさらにPRし、素晴らしい中部国際空港の利用機会を提供できることを嬉しく思っています。また今回の提携は本国の龍騰出行公司にとっても事業拡大の好機となるでしょう」